電車で出会った白杖の老人(*⁰▿⁰*)
デイサービス介護職員れいんです(^^)
本日のブログは番外編で、
プライベートでの出来事です(^.^)
先日、遊びに行った帰り道、電車に乗りました。
ワンマンカーで二両しかないローカル線です🚃🚃
始発駅から乗り、同じ車両に変なお爺さんがいました。
大きな声で歌を歌い、周りをキョロキョロ見ていました。
わりと近くの席でしたが、怖いので関わらないようにしていました。
次の駅で降りる、という時になってお爺さんが話しかけてきました💦
お爺さん「あんた、どこで降りる❓」
私「○○○です」
耳が遠いみたいで、2回ほど聞き返されました。
電車の中なのに、他にも人が乗っているのに、かなりの大声での会話になりました。
どうやら同じ駅で降りるようです。
お爺さん「あんたワシより先に行って、ボタンを押してくれないか❓」
よく見ると黒っぽいサングラスをかけ、白杖を持ってみえました。
目の見えない方のようです。
このローカル線、乗り降りはボタンを押さないとドアが開きません(-_-;)
・・・手動なんです。
お爺さん「ボタンの位置は分かるけど、どっちが開くボタンかが分からんのだな〜」
ボタンは『開』『閉』が並んでいて、 点字はついていませんでした。
私「おじさん、出口まで肩貸そうか❓」
お爺さん「大丈夫、ボタン押してくれればいい」
駅に着く前に私はドアにスタンバイし、お爺さんのタイミングに合わせ『開』ボタンを押しました。
そして、手を差し出した瞬間、杖で位置を確認すると、お爺さんはヒョイッとホームに飛び降りました(゚o゚;;
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
大丈夫ですか💦❓と聞く私にお爺さんは、「この切符、箱に入れてー」と切符を渡されました。
使用済みの切符回収箱も分かりにくい場所に設置してありました。
お爺さんは私に御礼を言い、駅から出ようとしましたが、杖で探しても出口を見つけれません。
大きな駅にあるような点字ブロックとかないんですね。
私は違う出口から出たかったのですが、お爺さんが心配で、
「駅の前の道路だけ、一緒に渡るから」とお爺さんを送り、
それから反対方向の家に向かいました。
何気なく普段利用する電車ですが、目の不自由な方にとっては、とても大変そうでした。
仕事以外でも、お年寄の方の手助けが少しでも出来て良かったです(^^)