三途の川が渡れない(¬_¬)
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
このブログに度々登場する100歳様は、今日もお元気にデイサービスに来られています。
居室が二階にある為、歩行器を颯爽と押し、
子分の96歳をお供に、虹の様なオーラをまといながら登場されます(￣^￣)ゞ
今月は七夕もあり、デイルームに飾る大きなカレンダーにも短冊の絵がありました。
スタッフが、お願い事を何と書きましょうか❓と利用者様にお聞きすると、
し〜んとする中、一瞬の間を開け、
「笑顔で長生き！！とお書きなさい」
と100歳様の声が響き渡ります。
良いじゃんそれ、って即採用です。
頭も冴え渡る100歳様です(^^)
入浴後、利用者様の髪をドライヤーで乾かします。
私は男性には
「男前に仕上がりましたよ」
女性には
「べっぴんさんに、仕上がりましたよ」
と言うのですが、
100歳様に、
「は〜い、T子さん、べっぴんさんに仕上がりましたよ〜♪」と言ったところ、
「やめてよ！これ以上べっぴんさんになったら三途の川が渡れないじゃないっ！！」と言われました^^;
お口も本当にお元気です。
さて、デイサービスの玄関に作られたツバメの巣は、少し前にヒナが生まれました。
最初、ハゲタカ？と思うほど毛もなかったのですが、日に日に成長し、親鳥が忙しくエサを運んでいます。
利用者様も、代わる代わる様子を見に来られ、
「可愛いねぇ」と目を細めておられます。
まだしばらく利用者様やスタッフをたのしませてくれそうです( ◠‿◠ )
95歳S子様、スローモーションのように動く件☆
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
95歳S子様は、デイサービスをご利用された当初、ただただ車椅子に座っておられるだけで、ご自分では何にもしようとされせんでした。
トイレが近く30分おきに、
「助けて！おしっこ漏れちゃう！！」
とスタッフに助けを求めて来られました。
依存心が強く、このままでは残存機能も、どんどん弱ってしまうという事で、
見守りはしっかりしつつ、助けてと言われてもすぐ手を貸さずに少しずつ車椅子の自走やトイレなどご自分でやって頂くようにしてきました。
そして半年たった今、「助けて〜、助けて〜」とつぶやきながら、
ゆっくり・・・ゆ〜っくり車椅子を自走され、トイレに向かわれます。
そしてトイレでは、手伝ってコールの鈴を鳴らしスタッフを呼びます。
どうされました？とお聞きすると、
「パンツが下げれん」
リハパンを下げるのをお手伝いさせて頂くと、S子様はおっしゃいます。
「こんな美女に・・・パンツを下げてもらう御無礼、・・・もったいない」
おしっこが終わると、また鈴を鳴らされます。
パンツが上がらない、とおっしゃるので、お手伝いさせて頂くと、
「こんな美女に・・・おしりの世話までしてもらって・・・もったいない・・・」
スタッフも人間です。^^;
美女と言われると、少し余分に手伝ってあげたくなるものです💧
S子様の生きて行くための知恵でしょうか。
娘さまが面会に来られ、
「お母さんが自分でこいでる！
初めて見た！！」
と、とても驚いておられました。
少しずつ体力もつき、スローモーションのようにゆっくり自走されていくのを、今日も見守っています(o^^o)
ツバメもメダカも子育て中です☆
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
前回のブログに書きましたが、今年初めてデイサービスの玄関にツバメが巣を作りました。
色々調べてみると、とても縁起がいいようで、利用者様も時々、巣の近くに来てツバメの様子をご覧になっています。
現在は卵を温めているようですが、まだヒナは生まれていません。
そして、スタッフの1人が、家でたくさん繁殖中という事で、メダカの赤ちゃんをたくさん持ってきてくれました。
とてもちっちゃく、見ていると癒やされます(´∇｀)
浮き草にタマゴもたくさんついており、生まれたばかりのメダカは本当に小さく、皆で見守っています。
しっかり者の利用者様、K子様が
「私、メダカがタマゴから出てくるとこ、見れたのよ〜」とおっしゃいました。
スゴイ、スゴイと言うスタッフに、
「20分ずっと見てたのよ〜」とK子様は笑いながらおっしゃいます😄
あんなに、小さいメダカ、よく見えましたねぇと感心するスタッフに、
「ハ◯キルーペかけて見たのよ」と笑いながらおっしゃいます。
まあ、あの有名なメガネを・・・笑
そんな感じてデイサービスは只今、子育ての真っ最中です。
メダカとツバメの子育ての様子は、また次回のブログに書きます。
デイサービスの玄関にツバメが巣を作っています(o^^o)
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
以前のブログにも書きましたが、年末から今年にかけ、併設する有料老人ホームの職員がほとんど辞めてしまいました。
デイサービスのチーフや看護師、常勤の職員も何人か辞め、私も退職願いを提出する、という事件⁉︎もおきました。
私の退職願いは受理してもらえず、もうバタバタの状態での数ヶ月でした(@_@)
しかし、今までパートだった職員が子どもさんの手が離れ正職員になり、派遣からもとても良い人達が来てくれ、
そして5月からは、デイサービスのリーダーとなる人が入って来られました。
もう古くからケアマネをされており、経験も知識も豊富で、人柄もとても良い人です。
やっとメンバーが揃い、毎日笑い声が絶えない楽しいチームが出来上がりました。
レクリエーションの一環として、おやつ作りや、お出掛けも度々行い、毎日忙しいながらも楽しく仕事しております(o^^o)
先週の始め頃から、ツバメがデイサービスの玄関に飛んで来て、何度も偵察に来るようになりました。
利用者様と、「巣を作る場所を探してるのかね〜？」なんて話していましたが、
なんと本当に巣を作り始めました( ◠‿◠ )
利用者様も気になるようで、皆様何度も見に行かれます。
ちょうど自動ドアの所なので、デイルームから良く見えます。
「可愛いねぇ」と利用者様をメロメロにしてくれます。
この施設にツバメが巣を作るのは初めてだそうです。
これは縁起がいい(≧∀≦)
あと数日で完成しそうなので、またその様子を報告致します(￣^￣)ゞ
認知症のO様、デイフロアを行ったり来たり、最後にビックリ発言です(･･;)
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
O様は90歳を過ぎ、認知症も進行し、亡くなった奥様を毎日毎日探してみえます。
いつもはデイサービスに来られても、お顔をテーブルに伏せ寝ている事が多いのですが、
今日は、車椅子を自走されデイフロアを端から端まで何往復もされています。
他の利用者様は、工作レクで、アジサイの吊るし飾りを作るため、テーブル毎に折り紙を切ったり組み立てたり作業されています。
その横をただひたすら、脇目もふれず、車椅子を自走され行ったり来たりされています。
スタッフが声をおかけすると、一瞬こぐ手を休め笑顔で挨拶してくれ、そして再び自走されて行きます。
夕方になり、デイサービスの時間が終了し、O様に帰る時間になった事をお伝えすると、
周りを何度も見渡し、怪訝そうなお顔でスタッフに問いかけました。
「ここは、闇市かね❓」
え〜〜っ(@_@) 闇市・・・
聞いた事あります。
昔は闇市というものがあったという事を。
O様は、何か欲しい物があって、闇市を行ったり来たりしていたのでしょうか❓
それとも亡くなった奥様をひたすら探されていたのでしょうか？
なんとなく切なくなった出来事でした。
大正・昭和・平成・令和への移り変わり(^o^)
デイサービス介護職員れいんです(^^)
私の勤務するデイサービスは有料老人ホームと同じ建物内にあります。
いよいよ、新しい時代が始まりました。
利用者様の半数は、大正生まれです。
戦争を経験し、大変な時代を生き抜いて来られました。
長生きされているため、ご自分の子どもさんが他界されている方もたくさんいらっしゃいます。
今は施設で、のんびりとした生活を送っておられますが、必死で、本当に生きるのに必死だったと思います。
『令和』が始まり、私は93歳の男性利用者様に聞いてみました。
「Hさん、新しい元号に変わったよ」
Hさん、しばらく考えておっしゃいました。
「ちょくちょく変わるだなぁ〜」
いやいや、(￣O￣;)
聞いていた皆様、スタッフも含め大爆笑です。
本当にサラっと４つの時代を見事に表現して下さいました。
私にとっては、昭和も平成も本当に波瀾万丈な日々でした。
でも長い目で見れば、自分の人生をこんなに簡単に言えちゃうのかしら・・・(^^;;
世間ではゴールデンウィークですが、お一人もお家に帰る事もなく、いつもと変わらない生活です。
令和初日は、デイサービスで令和パーティをしました。
鉄板でお好み焼きを焼き、美味しく頂きました。
新しい時代を皆でお祝いしました。
食べた事とか、すぐ忘れちゃうけど、その一瞬を喜んで貰えたらそれでオッケーです。
さて、明日は何をして楽しんで頂きましょうか❓
100記事目に100歳さまの、あんな事・こんな事(^^;;
デイサービス介護職員れいんです(^^)
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先日、デイサービスに新しいスタッフが入りました。
レクの時間、彼女が隅っこの方にいるのを、 100歳さまが見つけて言いました。
「あなた‼︎もっと真ん中にいらっしゃいよ‼︎
ここへ来て大きな声で歌いなさい‼︎
いつまでたっても覚えられないでしょ‼︎」
お部屋の空気が、し〜んと静まり返りました💧
さっきまで穏やかに体操していたのに、迫力のある一声で利用者様の身体の動きもぎこちなく・・・(^^;;
そんな時でも、フラフラと徘徊される男性利用者様。慌てて駆け寄るスタッフに100歳さまはおっしゃいます。
「どこの施設にも、こういう変な人が1人や2人いるのよっ‼︎」
よく通る大きな声でおっしゃいます。
同じテーブルの方は、無言で頷きます・・・。100歳さまに睨まれたら大変です。絶対に逆らいません。
そして、100歳さまが席を立つとヒソヒソ話されます。
「私、あの人のお嫁さんじゃなくて良かった」
「私もっ！」 「私もっ」
90歳を過ぎた方達が、口々におっしゃいます。
元気すぎる100歳さまにむかって、
「あの人は、若いから」なんておっしゃる利用者様が時々いらっしゃいます。スタッフが、
「お年を教えてあげたら？」と100歳さまに声を掛けると、
ちょっと照れ臭そうにおっしゃいました。
「まだ赤ちゃんだわよ(//∇//)」
さすがです(^^)
☆皆様☆
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
おかげさまで100記事目を迎える事が出来ました。
介護職員となり、1年9ヶ月。
毎日バタバタですが、楽しい事もたくさんあります。
自分だけでしまっておくのは勿体無いお話など、ブログに残して行きたいと思っています。
皆様、今後ともよろしくお願い致しますm( )m
